身体の冷えは感じますか?

身体が冷えやすいと、トイレが近くなったり、夜寝れなかったりとちょっと困ることがありますね。

また、風邪などひきやすくないですか?

身体が冷えやすい事は、身体の抵抗力が下がり、免疫力も落ちてしまいます。

なぜ、身体が冷えやすくなってしまうのかというと原因はいろいろあるのですが、おそらく多くの方は筋力低下と貧血。

筋力低下による影響

筋肉は熱を生産します。

筋肉が少ないと必要量の熱が作れないので、冷えに繋がります。

日頃から身体を動かすことを意識して生活に取り入れていないとどうしても筋力は落ちていってしまいます。

使わなければ退化します。

私が出かけたときによくみる光景ですが、エスカレーターを利用されている方がとっても多く、そのすぐ隣にある階段を使っていらっしゃる方は少ないです。

また、現代はネット社会になっていますので、デスクワークやスマートフォン、タブレットなどの機械操作が多く、身体を動かすことが減っていますね。

子供達も同じなのか、外で遊んでいる子供達を見かけることも少なくなったように感じます。

おそらく、低体温の子供達が増えている1つの要因でしょう。

自らが意識して身体を動かすことをしないといけません。

貧血による影響

女性に多い貧血。特に多いのは鉄欠乏ですね。

貧血でなぜ冷えにつながるのかというと血液が薄い状態で栄養が身体の隅々にいきわたらないからです。

代謝が落ちて、熱の生産量が減るんですね。

また、テレビであるお医者様がお話されていたのですが、貧血だと血が薄く、水分の多い血液が全身を巡るので、その際に水分が身体の熱を奪っていくとか。

鉄欠乏性の場合は、鉄分を意識的に補給していかなければいけません。

鉄分は、ビタミンCと一緒に摂取すると吸収がよいそうですよ。

食事からとったり、ハーブティーにも鉄分を含んでいるものが、ありますので、ティータイムにも美味しくいただけておススメです。

ちなみに、ハーブで鉄分といえば「ネトル」です。

お味は磯を思わせる海苔のような感じ(あくまで私の感覚ですが・・)。

ネトルはアレルギーの季節にもよいとされていて、血液のパトロールをしてくれると言われています。

このネトルとビタミンCのはいったハーブをブレンドしていただくといいですね。

ローズヒップやオレンジピールがいいでしょか。

鉄分補給の注意事項

鉄分補給のときに1つ注意事項なのですが、緑茶や玄米茶、紅茶などのお茶に含まれるタンニンという成分が、鉄の吸収を妨げるそうなので、控えたほうがいいでしょう。

せっかく鉄分をとっているのに吸収されないなんて悲しいですよね。

外側から身体を温めるだけでなく、身体の中から変えていくことがいいかなと思います。

冷えにくい身体づくりの参考にされてみてください。