あなたは、深く落ち込んだときや辛いとき、身近な人が背中をそっとさすってくれたら、どんな気持ちになりますか?

歯をくいしばって頑張っていた方ほど、今までピンと張りつめていた気持ちがほどけて、心に詰め込んでいたものが涙となり溢れるのではないでしょうか。

言葉で伝えるよりも、手の温もりの方が気持ちが伝わることってあると思います。

手でなで、さすることを「タッチング」といいます。また、「手当て」ともいいます。

昔からお母さんたちはこの「手当て」を子ども達に施してきました。

子どもが転んでしまったときは、「痛いの痛いの飛んでいけ~」と唱えながら撫でたり。お腹が痛いときは、お腹を優しくさすったり。

撫でてさするだけなのに、不思議と痛みが和らいだり、気持ちが落ち着いたりした経験ありませんか?

私は、このタッチングは子供達の健やかな成長にとても必要なものだと思っています。安心感を与えてくれるので、心の安定に繋がり、心が健やかに育つのではないでしょうか。

お子さんと肌が触れ合うコミュニケーションをしていますか?

働くお母さんが増えていることもあり、そうしたコミュニケーションをとる時間も少なくなっているのでは?と思います。

仕事が忙しく、あまりお子さんと一緒にいられる時間がないときは、1日1回でもギュッと抱きしめてあげてくださいね。お子さんもとっても喜ぶと思います。

取り入れることで、より親子の絆が深くなると思いますよ。

子供達の健やかな成長には、肌が触れ合うコミュニケーションが必要です。