「幸せになりたい!」

そんな願いを叶えてくれるかもしれないオレンジポマンダーのご紹介。

アロマを学んでいると、チラッと出てくるオレンジポマンダー。
魔除けになるとか、幸せを呼ぶといわれています。

ポマンダーという名前は{pomme}=リンゴ、{amber}=琥珀色の。または、上質の香料である「リュウゼンコウの香り」からできています。

中世ヨーロッパでは、タッジーマッジー(ハーブのブーケ)と同じく、魔除けや病気の予防のためのお守りでした。この頃は、空気の臭いニオイで病気になると考えられていたので、香りを首にかけたり、腰にぶら下げるなどして予防として携えていたそうで、身につけていれば、当時流行していた「ペスト」にかからなかったといわれています。

ポマンダーの作り方は、エジプトのミイラ作りと基本的に同じ製法のようですね。

スパイスの成分が細菌を寄せ付けず、果物を乾燥させドライフルーツ状態になり、ミイラになっていきます。

オレンジのミイラ!

腐らないのは不思議ですよね。スパイスの力が強いことを改めて感じます。
邪気をはらってもおかしくない。

現代では、手作りのポマンダーは幸せよぶとして、クリスマスにプレゼントしたり交換したりしているそうですよ。

あら、作らなきゃ!

あろま教室様子

作り方

​① オレンジにセロテープかマスキングテープを貼る。(写真参照)

② テープが張られていないところにクローブをちょっぴり間隔をあけて刺す。
※クローブを刺す間隔をあけすぎると腐ってしまうので注意。

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​③ 刺し終わったら紙袋に入れ、オールスパイスパウダーやシナモンパウダーをふりかけてオレンジ全体によくまぶす。

④ 袋の口を閉めて、風通しの良いところで1ヶ月ほど乾燥させる。
※時々、様子を見てくださいね。徐々にしぼんでいき、オレンジの皮が黒ずみ、か  たくなっていきます。

⑤ カチカチになったら完成!
香りは薄れてきますが、何年も持ちます。

オレンジとクローブのいい香りが漂います~♪

完成したら、テープを貼っていたラインにお好みのリボンを結んだり、下の写真のように装飾すると、更に素敵に♪

クリスマスツリーに飾ってもいいですね~。

幸せ来い来い!