アロマテラピーは、天然100%の精油を使った私達の生活に役立つ芳香療法です。ルームスプレーや芳香浴をして、好きな香りを楽しみながら心をリフレッシュしたり、リラックスしたり、またストレスを軽くしたりと、私達を優しくサポートしてくれるものです。
その精油ですが、特徴として親油性という性質があります。これは油やアルコール類にはよく溶けるということです。水には溶けません。
精油を使って、アロマクラフトとよばれるアロマルームスプレーや化粧水などを作りますが、作るときは必ず無水エタノール(アルコール類)で希釈してから水を加えます。
精油というのは、植物を何千本、何万本と精油の種類によってはもっとたくさん必要で、通常の自然界では存在しないくらい高濃度に植物の成分を含有しています。
ということは、私達がそのまま使うには刺激が強いということです。なので、使うときには必ず希釈して濃度を下げて使います。
希釈するときの順番は
✖「水に精油を加えて混ぜてから、無水エタノールを入れる」
ではなく
〇「無水エタノールに精油を入れ混ぜてから、水を加える」
です。
ここを間違えてしまうと、いくら後でよく振ったとしても精油はエタノールと混ざることはないでしょう。
手順が違うだけで、低濃度であってもピリピリしたりと皮膚刺激を感じると思いますのでご注意くださいね。
トラブルにならないように使い方を守りましょう。